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フランスを代表するアーティスト・クリスチャン・ボルタンスキーの個展が国立国際美術館で開催されています。氏は近年各地の芸術祭に出展しており、そんな氏の作品を縦断的に鑑賞でき、また氏の独特の死生観に没入していけるので、オススメです。
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過酷な環境に置いた風鈴の様子を記録した10時間にも及ぶ映像作品。儚い。
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黒い衣服を積み上げた作品。喪服のようでもあり、少し怖いです。
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キリストがゴルゴダの丘に行く途上で、拭ったヴェールに顔が写り込んだ伝説にちなんだ作品。
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無数に吊された衣服は抜け殻のよう。
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墓石のような黒いモニュメントの先に、来世のメッセージ。
作品にキャプションもなく、また抽象的な作品ばかりで、作品リストが必携です。全体的に暗い演出なので、それも読めませんが(笑)
国立国際美術館
2019/3/23