きたけんブログ

旅と趣味と

六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2019

六甲山の山上エリアで毎年開催されている芸術祭「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」を今年も鑑賞してきました。 なんと2010年に始まり、今回は第10回開催だそうな。

岩谷雪子《ここにいるよ》

阪急六甲駅から市バス、更に六甲ケーブルに乗り換えて到着した山上駅で本作がお出迎え。六甲山で採取された植物をさりげなく、駅舎に飾り付け。最初は全く気づかなかった… まさに”ここにいるよ”

若田勇輔《The Cock》

神功じんぐう皇后が金の鶏をこの地域に埋めたことに因んだ作品。あれですね、唐櫃ですね。

秦まりの《MAHOU NO MORI/Magical forest》

シルクスクリーンで作られた魔法の森。なかなかに狂気。

國久真有《BPM》

腕を伸ばして、延々描いた円の集合体。数学の軌跡みたい。

栗真由美《bullds crowd AMAGASAKI》

町並みをマッピングしたランタン(?)。以前神戸ビエンナーレでも拝見した気がします。

OBI《がれきに花をさかせましょう》

昨年の六甲ミーツ・アートでも同作者の作品は印象的でしたが、今年も同じアプローチでした。見る角度によって見え方が全然違うという。

榎忠《エンドタブ》

限定公開されている安藤忠雄先生設計の「風の教会」内で展示されている同作。東京スカイツリーの部材を鋳た跡のエンドタブだそう。

榎忠

阪神淡路大震災で変形した配管。重たい。

野村由香《繰り返される営み》

六甲山の土をひたすら練って、固めて… した作品。初期に固めた部分は既に崩れかけていまして、まさに思索。

前田真治《cashless》

六甲山カンツリーハウスの資産価値分だけの外れ投票券。

岩城典子《ヤンチョビ博士》

六甲山の夕方は寒くなるので、早めに見終わりたいと思うわけですが、例年最後に鑑賞する六甲枝垂れは日没ギリギリになってしまう…

2019/11/2