きたけんブログ

旅と趣味と

五島列島 – 中通島・野崎島・頭ケ島

五島列島2日目は、福江島から中通島へ定期便で移動し、奈良尾港から貸し切りタクシーで教会巡りをしました。

野崎島

野崎島への客船

中通島を縦断し、北端の津和崎港から、漁船っぽい客船に乗り換え、無人島(管理人がお一人お住まいですが)・野崎島へ渡りました。野崎島は「野崎島の集落跡」として世界遺産の構成要素となっています。

野崎島
野崎島
野崎島

かつては650人以上が住んでいましたが、1990年代に無人島となり、集落の跡を見ることができます。

沖ノ神嶋神社 神官屋敷跡
沖ノ神嶋神社 神官屋敷跡

島の北端にある沖ノ神嶋神社の神官が最後まで残っていたそうで、その方が住んでいた屋敷では往時の暮らしぶりを展示していました。

旧野首教会
旧野首教会
旧野首教会
旧野首教会

港から山道を歩くこと20分、山の中腹に旧野首教会があります。明治41年に建てられ、設計は鉄川与助氏。信徒がキビナゴ漁で貯めた資金で建設されたそう。荒野にポツンとたたずむ景色は寂しさを感じます。

中通島

米山教会

中通島に戻ってきて、市街地に戻る道すがら、地中海っぽい教会に立ち寄りました。あまり観光案内されていませんが、見どころのある教会が点在しています。一方で信徒が減少し、維持が難しくなっている教会が増えているとか。

青砂ヶ浦天主堂

国指定重要文化財の青砂ヶ浦天主堂は、明治43年に建設、同じく鉄川与助氏設計。感染拡大防止のため拝観はできず、残念。

旧鯛ノ浦教会
旧鯛ノ浦教会
旧鯛ノ浦教会

明治36年建設。昭和24年に原爆で崩壊した旧浦上天主堂の煉瓦を用いて鐘塔が増築されたそう。昭和54年に新しい教会が建てられ、こちらは役目を終え、集会所や資料館的に使われています。

友住石畳

頭ケ島へ渡る手前で、海が見通せる、石畳が美しい路地がありました。

頭ケ島

頭ヶ島天主堂
頭ヶ島天主堂
頭ヶ島天主堂

この旅最後の世界遺産は「頭ヶ島かしらがしまの集落」。1919年建設で、やはり鉄川与助氏設計。

五島うどん @ 有川うどんの里

おまけ。前回の五島列島の旅では食べられなかった、五島うどんをやっといただけました!酷暑の日でしたが、あつあつをあごだしで食べるのが本場だそう…

2022/8/4