NPO・J-heritageとまちあるき団体「くもの会」が主催したイベント「レトロな産業遺産☆鉱石の道編」に参加してきました。兵庫県内の近代化産業遺産、特に鉱山跡を見学するツアーです。最初に訪れたのは生野銀山です。但馬地方は小中学生の宿泊行事でよく旅していたのですが、生野銀山は行ったことがありませんでした。
![生野銀山](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2013/07/IMG_8285-640x480.jpg)
坑道入り口。生野銀山は古くは戦国時代(かそれ以上)の昔より開発された鉱山で、江戸時代の坑道と近代以降の坑道の両方を見学できる貴重な場所です。ここは近代以降に開けられた入り口です。
![生野銀山](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2013/07/IMG_8291-640x480.jpg)
江戸時代に手彫りで作られた「狸堀」と呼ばれる坑道。スケール感が分かりにくいですが、人一人がやっと入れる大きさです。
![生野銀山](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2013/07/IMG_8289-640x480.jpg)
生野銀山は閉山から早い段階で観光地化されており、見学路はしっかり舗装されています。
![生野銀山](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2013/07/IMG_8302-480x640.jpg)
学習用にマネキンも配置!
![生野銀山](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2013/07/IMG_8292-640x480.jpg)
坑道内の温度は年中通してほぼ一定なので、様々なお酒が熟成貯蔵されています。このまえTVニュースでも取り上げられていたので、一度は飲んでみたいもの。
![生野銀山](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2013/07/IMG_8319-640x480.jpg)
立坑の巻揚機。
![生野銀山](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2013/07/IMG_8321-480x640.jpg)
立坑を見上げる。こええええ。
生野銀山は観光地として完成しすぎていて、産業遺産っぽさ、或いは廃れ具合に欠くなぁ、というのが印象でした。それが遺構を残すための手段なんだろうけど、寂しさも感じました。
■ NPO・J-heritage
j-heritage.jimdo.com
(撮影日2013/06/23)