2024年秋に岡山県北部で初めて開催された「森の芸術祭 晴れの国・岡山」を、ゆっくり2泊3日で鑑賞しました。最初の2日間は、岡山駅でレンタカーを調達し、津山エリア以外をぐるっと回るルートです。


芸術祭の会場ではありませんが、道中に古い町並みが残る、高梁市の吹屋エリアに立ち寄りました。銅や赤色の顔料「べんがら」の生産で栄えたまちで、屋根は赤褐色の石州瓦で葺き、土壁は赤土、格子もベンガラ塗りという、特色ある町並みです。「高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区」として指定されています。


旧吹屋小学校の木造校舎は、資料館になっていました。プールが池になっている??
新見



井倉洞は、全長約1,200mの鍾乳洞で、普段から観光用に散策できるようです。
ここでは背負ったリュックに仕込まれたスピーカーから響くサウンドと、手に持たされた懐中電灯一本で、さながら洞窟探検ができる、インスタレーションになっていました。


続いて訪れた、満奇洞は全長450m程の鍾乳洞です。このあたりは鍾乳洞ができる地質なのですね。
かつて与謝野鉄幹・晶子夫妻がここを訪れた際に「冥府の路を辿るやうな奇怪な光景」と評したことから、黄泉めぐりをするかのように、一面の彼岸花と真っ赤なライティングがされていました。
湯原温泉で一泊をして、次の真庭へ。
真庭


観光文化発信拠点施設「GREENable HIRUZEN」と言えば、隈研吾氏が設計した「風の葉」が有名です(そういう名称と初めて知りましたが…)。いい感じ(?)の風合いになってきています。屋外は厳しいですね。

園内の蒜山ミュージアムでは、芸術祭の作品展示もありました。
鏡野

続いて訪れた奥津渓は、温泉と渓谷の美しい自然が有名な場所です。岩場を3Dスキャンし、デフォルメしたことで得られた作品だそう。

奥津振興センターに設置された、この作品は、鏡野町の鳥に指定されているヤマセミをモチーフにした、高さ6.5mの大型の彫刻です。作品の中にはコブシの木が植えられており、「木の成長と共に彼の作品は、より自然と一体」になっていくそう。


昼食にはおそばを頂きました。
そば処 秀峰
岡山県苫田郡鏡野町女原63−5


芸術祭から、少し寄り道をして「かがみの近代美術館」に立ち寄りました。古民家を改修した私設の美術館で、夭折の作家の作品を集めています。テーマが渋い。館長さん(?)直々に展示のご説明をいただきました。
奈義

2日目の最後に訪れたのが奈義町現代美術館。2022年に亡くなった磯崎新氏の設計。

美術館内には町立図書館が併設されています。中2階に立ち入れますので、昨今の手の届かない書棚ではなく、ちゃんと手に取れます笑

常設の展示ですが、龍安寺の石庭をぐにゃっと曲げた、インスタレーション。反転しています。

グラスに注がれた水の中に3Dプリンタを用いて前日の空模様を再現する、飲める 彫刻作品。飲めるのですか、、、!

ゲートボール場「すぱーく奈義」内に300m2のインスタレーションができあがっています。天井からは300本の木が吊るされ、吊り橋の下の鏡がそれらを反転させています。

2日目に泊をする津山市にたどり着き、名物・ホルモンうどんをいただきました。元気でます。
鉄板居酒屋 倶瑠満
岡山県津山市美濃町3
2024/10/17-18

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