きたけんブログ

旅と趣味と

SIDE CORE(BIEN、EVERDAY HOLIDAY SQUAD、リヴァ・クリストフ、森山泰地)《Lonely Museum of Wall Art》

Reborn-Art Festival 2019 (1) @ 石巻 / 牡鹿半島

Reborn-Art Festivalは東日本大震災で大きな被害を受けた、石巻や牡鹿半島を舞台にした芸術祭で、2017年の第1回に続く、今回は第2回目の開催です。関西からの遠征は大変でしたが、とても満足のいく内容でした。

鮎川エリア

石巻駅前でレンタカーを調達し、牡鹿半島の先端・鮎川エリアから巡りました。

石川竜一《掘削》
石川竜一《掘削》

かつて国民宿舎(?)があった土地を、ただ掘ってみたかったから、掘ってみたと言う作品。気持ちは分かります”笑 無心に掘ったらこうなるのか…

島袋道浩《白い道》
島袋道浩《白い道》

先ほどの穴を掘った先、白い砂利を敷いた遊歩道が続きます。その更に先には海、空。

小積エリア

淺井裕介《すべての場所に命が宿る@牡鹿のスケッチ》
淺井裕介《すべての場所に命が宿る@牡鹿のスケッチ》

現地の土を使った「泥絵」。

志賀理江子《Post Humanism Stress Disorder》
志賀理江子《Post Humanism Stress Disorder》

山の木々が朽ちていく様子のインスタレーション。

荻浜エリア

名和晃平《White Deer (Oshika)》
名和晃平《White Deer (Oshika)》

鹿の剥製を3Dスキャンして得たデータから制作されたとか。実はすごくでかい。

今村源《きせい・キノコ‐2019》
今村源《きせい・キノコ‐2019》

桃浦エリア

パルコキノシタ《命は循環していて、命は神に送られて神は命を人に与える。我々の魂は永遠に続く》
パルコキノシタ《命は循環していて、命は神に送られて神は命を人に与える。我々の魂は永遠に続く》
草間彌生《新たなる空間への道標》
草間彌生《新たなる空間への道標》

どこにあっても、氏の作品と分かってしまうし、馴染んでしまう。

SIDE CORE(BIEN、EVERDAY HOLIDAY SQUAD、リヴァ・クリストフ、森山泰地)《Lonely Museum of Wall Art》
SIDE CORE(BIEN、EVERDAY HOLIDAY SQUAD、リヴァ・クリストフ、森山泰地)《Lonely Museum of Wall Art》

MoWA (Museum of Wall Art)は防潮堤に寄り添うように建てられた美術館。東北の象徴となってしまった防潮堤(壁)に、壁に向き合ってきた作品が並びます。

深澤孝史《海をつなげる》
深澤孝史《海をつなげる》

太平洋とは反対側の日本海の海を繋ぐ - 座礁船を使ったインスタレーション。体育館一面に敷き詰められた砂と、音が海を感じます。

中﨑透《Peach Beach, Summer School》
中﨑透《Peach Beach, Summer School》

この地区に縁のある人々からインタビューし、自由研究のような物語として歴史を表現しています。会場は廃校になった学校の教室とプール。

2019/9/21