きたけんブログ

旅と趣味と

勝手にまち探訪 vol.51 芦屋川編

シオヤプロジェクトが主催するまちあるきイベント「勝手にまち探訪」に参加しました。いつもは神戸市内を歩いていましたが、今回は市内を飛び出して、芦屋市編です。

桜橋

スタート地点は阪急・芦屋川駅。駅舎を縦断して芦屋川が流れており、その横に架かる桜橋は、旧道の橋脚が残ります。

東芦屋町5

駅前の古い共同住宅は、中廊下の構造をいかして、店舗にリノベーションされていました。

臼の擁壁

臼で使われていた石が、擁壁に転用されています。溝がある面が、石臼の重なるところですね。

高座の滝

芦屋川から別れ、高座川を登っていくと、有馬温泉に続く登山道「芦屋ロックガーデン」の登山口があります。登山口にある高座の滝の左側をよく見ると、人の顔のレリーフが埋め込まれていますが、藤木九三(1887年-1970年)という人で、芦屋ロックガーデンの名付け親だとか…

大谷茶屋
大谷茶屋

高座の滝の手前にある大谷茶屋は、谷筋の岸壁をそのまま壁にしています。残念ながらコロナ禍で閉店してしまいましたが、リニューアルに向けて活動中だとか(2023年4月現在)。

カトリック芦屋教会

芦屋川は、いわゆる天井川で、周辺の地盤よりも高い位置を川が流れています。JR神戸線が川の下をくぐっているのが象徴的です。堤防の上に建つカトリック芦屋教会の前には、つづら折りになったスロープがあり、高低差を感じることができます。

クロマツ橋・ツツジ橋

国道43号線をアンダーパスする道路を跨いで、芦屋市役所と芦屋川を結ぶ歩道橋「クロマツ橋」と「ツヅジ橋」です(2本あって、写真がどちらの橋か失念してしまいました…)。

クロマツとツヅジは、芦屋市の木と花で、これにちなんでいます。昭和36年に架けられ、老朽化が進み、2023年度に撤去されるとのこと。この光景も見納めです。

芦屋公園

国道43号線から南側、芦屋川の左岸には、広大な芦屋公園が広がります。先述のとおり芦屋市の木であるクロマツが多く植えられています。

芦屋川河口

市街地の北端から河口まで歩いてきました。まさに縦断。奥には阪神高速5号湾岸線の高架を見られます。

芦屋川河口
緑町

芦屋市の海側は、埋め立てによる(オールド)ニュータウンが広がります。緑町というところでは、このボックスにゴミを投入すると、自動的に焼却場まで運んでくれるそう、、、近未来。

芦屋市立美術博物館(閉館に間に合わず、残念!)にて解散となりました。

2023/4/28