5月の連休を利用して、鳥取県の若桜、兵庫県の湯村温泉を訪れました。阪神間から若桜へは、特急「スーパーはくと」に乗車し、郡家駅でローカル線である若桜鉄道に乗り換えます。
若桜鉄道
入線していたWT3300形は、スズキのスポーツカー「ハヤブサ」をモチーフにしたラッピングが施されていました。実はある駅(隼駅)がバイク愛好家の聖地になっているため、その名にちなんでラッピングされたそうです。




この車両は、デザイナー水戸岡鋭治氏による昭和時代をイメージしたデザインで、「八頭号」と名付けられています。車体は木造風のデザインが特徴的です。



終点の若桜駅は、1930年に国鉄若桜線の終着駅として開業した歴史ある駅です。駅構内には手動の転車台や給水塔が保存されており、訪れた日はSL(蒸気機関車)C12型が牽引する貨車の乗車体験が行われていました。
若桜町若桜:国の重要伝統的建造物群保存地区を散策



駅舎は可愛らしい内装で、水戸岡鋭治氏のデザインでしょうか。


駅前は「若桜町若桜」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています(令和3年)。明治時代、3度の大火に見舞われた際、住民たちが復興計画を立て、現在の美しい街並みが形成されたそうです。
上町の本通り沿いには明治期から昭和30年代までの伝統的な町家が建ち並びます。



本通りの一本西側の裏町通りは「蔵通り」と呼ばれ、復興計画によって人家を建てることができず、土蔵が残ったそうです。数社のお寺も並んでおり、その一つである光明山浄光寺 寿覚院は、慶長9年(1604年)に創建されました。本堂は過去の大火で失われ、明治30年(1897年)に再建されています。

おまけ。若桜から湯村温泉へ向かう途中で、鳥取駅で途中下車しました。連休中にも関わらず、駅前はひっそりとしていました。
駅前には道路空間を転用した芝生広場と、開閉式の大屋根「バード・ハット」があります。以前から何度か訪れたことがある鳥取駅ですが、このスポットは初めて見つけました。平成25年(2013年)に設置されています。
2025/5/5

コメントを残す