新型コロナを受けて、外出を自粛しており、めっきりブログを更新できていません… しばらくはインドアな投稿をしていこうと思います。
さてリモートワークや”リモート飲み会”が増え、Webカメラを使用する場面が増えているかと思いますが、Webカメラが品切れで流通していない、終息したらWebカメラが不要になるのに投資したくない等の理由で、Webカメラの購入を躊躇していました。
そこでWebカメラの代用品として、手持ちのスマホをカメラ&マイクとして機能させ、PCにインプットするアプリを導入してみました。
何個かアプリを試してみましたが、広告が鬱陶しい等の理由で、”DroidCam” に落ち着きました。
インストール
下記サイトからWindows/Linux版のクライアント側のソフトをダウンロード・インストールします。またスマホは、リンクから各ストアからインストールします。
以下、 “DroidCamX v6.7.4” (2020年5月5日)時点の情報です。
Dev47Apps
http://www.dev47apps.com/
スマホ側設定
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/Screenshot_20200503-085350-320x640.png)
“Wifi IP” 及び “DroidCam Port”の値を後ほど使用するので、メモしておきます。
設定画面。前が有料版、後ろが無料版のものです。違いは “Continuous Auto-Focus” (自動オートフォーカス)の有無くらいでしょうか。
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/Screenshot_20200503-084414-320x640.png)
“Camera” からメインカメラとフロントカメラの切り替えも可能。カメラのリモートを開始すると、設定を変更できないので、事前に設定しましょう。
Windows側設定
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/139a7ca6eb1a87c575a524e437cb1a4d.png)
最上段のアイコンでWi-Fiで接続するか、USBで接続するか等を選択します。(USB接続の場合は、スマホ側でその許可が必要です。)
“Device IP” に先ほどメモした “Wifi IP” を、 “DroidCam Port” に同名の項目をそれぞれ転記します。
最下段で “Video” 若しくは “Audio” またはその両方を選び、スマホから転送するデータを決めます。
事前の設定は以上です。
実行画面
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/230bbd1359cd47424ce8bab2811cee62.png)
これで通話ソフトの動画・音声のソースにDroidCamを選択できるようになります。
最下段のズームやオートフォーカス、反転・回転は有料版しか選択できませんでした。
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/fce45518349394b8e03b64c19ee98666.png)
最下段右端の…からは、明るさやコントラストの設定ができます。
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/7246689936b984195595df64f9601e1f-640x509.png)
スマホ側のパラメーターにあった “Browser IP Cam Access” にPC側のブラウザーからアクセスすると、簡易的に動画を受信できます。通話ソフトのソースには使用できませんが、他の使い方が出来るかもしれません。
(2020/5/5)