ブートマネージャー変更術 – bcdedit.exe の備忘録

Windows Vista/7 におけるOSの起動設定をいじった時の備忘録です。UbuntuのようなLinuxディストリビューションとの共存は、コマンドラインに触れる必要があり、ちょっとしたミスがOSの起動不能につながるリスクがありました。

bcdedit.exe とは?

Windows Vista 以降で使用されているブート構成データ (BCD) を管理するためのコマンドラインツールです。これを使うことで、ブートローダーの設定変更や、起動順序の調整などが可能になります。管理者権限での実行が必須です。

新しい項目の追加

C:> bcdedit /create /d "Ubuntu 10.1"/application bootsector

/create オプションで新しいエントリを作成し、/d オプションでその説明を設定します。コマンド実行後、応答とともにIDが表示されます。このIDは、以降の操作で都度必要になります。

エントリ ntldr は正常に作成されました。

次に、ブートローダーの設定を行います。

C:\> bcdedit /set ntldr device partition=C:
C:\> bcdedit -set ntldr path \ubuntu.bin

device オプションでブートイメージが保存されているパーティションを指定し、path オプションでブートイメージのパスを指定します。

最後に、起動順序を設定します。

C:\> bcdedit -displayorder ntldr -addlast

これで、Ubuntu のエントリが一番下に配置されます。

タイムアウトの設定

ブートメニューが表示される時間を調整できます。デフォルトは10秒ですが、以下のように設定することで変更可能です。

C:\> bcdedit /timeout 10

デフォルトのOSを変更

起動時に自動的に選択されるOSを設定します。この例では、Ubuntu をデフォルトのOSとして設定しています。

C:\> bcdedit /default ntldr

項目の削除

不要になったブートエントリを削除する場合に使用します。

/f オプションは、確認なしに強制的に削除するオプションです。慎重に実行してください。

C:\> bcdedit /delete ntldr /f

表示順序の入れ替え

ブートメニューに表示される項目の順番を調整できます。

C:\> bcdedit /displayorder ntldr[1] ntldr[2] ntldr[3] ...

ntldr[番号] のように、各エントリのIDを指定して、表示順序を自由に組み替えることができます。

登録された項目の確認

現在のブート構成を確認するには、引数なしで bcdedit コマンドを実行します。これにより、設定されているエントリやオプションが表示されます。

コメント

“ブートマネージャー変更術 – bcdedit.exe の備忘録” への1件のフィードバック

  1. BCD

    【参考】
    "bcde.bat" – Boot Configuration Data Edit BATch for Windows7 HP

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