この何年かでにわかにフォントにこだわりを持つようになり、気に入った有料フォントに手を出し始めました。デザインを生業にしていないので、使用頻度は高くないですが…
さて今回はわたし個人の偏見で、おすすめのフォントを紹介いたしたく思います。デザインの勉強をしたこともなく、デザインを商売にしたこともなく、素人目での意見です。
1回目はゴシック体で、縦線も横線もだいたい同じ太さで構成されているのが特徴です。
MSゴシック
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/MSGothic.png)
Windows標準装備で、Wordではこれの兄弟であるMSPゴシックがデフォルトだったように記憶しています。ディスプレイの解像度が低かった時代に最適化されているので、現在では物足りないと専ら言われています(線の太さや丸みが一定でない等)。次からのフォントの指標にしていただければ。
因みに正式名称は全角で、間にスペースが入ります…
メイリオ
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/Meiryo.png)
Windows Vistaで初登場後、Windows 8までMSゴシックに替わって、採用されたシステムフォントです。未来的なフォルム。印刷物よりディスプレイやプロジェクターなどデジタル上で表示する方が映えるように思います。
游ゴシック
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/YuGothic.png)
Windows 8.1で登場し、Windows 10ではシステムフォントに採用されています。Macにもインストールされているので、少しは互換性もあるかも?またOffice 2017では標準フォントになり、無意識に使用する場面も増えていると思います。優しい印象があります。
BIZ UDゴシック
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/BIZUDGothic.png)
Windows 10 Fall Creators Updateで追加された、フォントメーカー・モリサワのUDフォント(視認性・可読性に配慮した形状のフォント)です。クセがなく、名称どおりビジネス向けですね。
源ノ角ゴシック JP
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/SourceHanSansJP.png)
Adobeが開発したオープンソースのフォント。「Source Han Sans」という名称で多言語展開しており、他言語と併記するときに簡単に統一感を出すことが出来ます。また通常2~3種類ほどしか提供されないウェイト(フォントの太さ)が7種類もあり、とても使いやすいです。
adobe-fonts/source-han-sans (GitHub)
https://github.com/adobe-fonts/source-han-sans
ここからは有料のフォントです。
ヒラギノ角ゴ
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/HiraginoKakuGothic.png)
iOSの標準フォント。まさに標準的で、また美しく、視認性や可読性が高いです。困ったときに頼れる程に汎用的すぎて、面白くない場面もありますが(笑)
UD新ゴ
![](https://kitaken.oops.jp/wp-content/uploads/2020/05/UDShinGo.png)
「新ゴ」のユニバーサルデザインフォント。1文字ごとのキャンバスを目一杯つかったような、安定感があります。交通事業者の案内サインによく使われるので、視認性や可読性は折り紙付き。一方少しポップ過ぎるので、多用には注意が必要。
ちなみに2020/5/7現在のところ、当サイトでは「フォーク」を使用しています。ゴシック体は無機質になりがちなので、少し遊び心で選びました。