六甲山を舞台に毎年開催されている芸術祭「六甲ミーツ・アート」を鑑賞しました。

《孤島の光 (仮設のモニュメント7)》は、避暑地の山荘に続く道に並ぶ、14番目まであるレリーフの先の15番目の彫刻です。浄化を象徴する溢れる水と、船舶用ランプの明滅が、静かな空間に際立ちます。

間伐材や神戸洋家具のパーツで作られたベッドには、必要以上の枕が積み上げられ、手入れされずバランスを失った過密な森を表現しています。

震災から30年という年に六甲山で出会うこの作品は、平穏や心の安寧を意味する「Peace」の名を冠しています。かわいらしい少女ですが、人間の内面を鋭く見透かすような深い眼差しを投げかけています。
今回のミーツ・アートのメインビジュアルにもなっていましたね。すごい作品が来たものです。

大阪湾のしらすが六甲山を駆け上がり、気象データに連動して揺らめく光となります。近年変化する大阪湾の漁獲量への影響が考えられる風を視覚化しています。

安藤忠雄氏設計の「風の教会」に、震災や戦争などで失われた建築の記憶から生まれた模型の断片が浮かんでいます。

六甲山の麓の店「PUPPE」で長年街を見守ってきたヴィーナス像が、六甲山へ「愛と美を運ぶべく」“再降臨”しました。

1kgのオブジェを1000個積み重ねるという、気の遠くなるような行為の積層が「1 ton彫刻」を形づくっています。

おまけ:お笑いコンビ『天竺鼠』のボケ担当・川原克己の顔はめパネル。
2025/11/10

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